地域おこし協力隊のマルシェ参加
今回はボクが大川市での地域おこし協力隊時代に経験した
「マルシェ」出店のときのことをまとめましたので
ご参考にしてください。

マルシェの準備
自分で企画するマルシェか、参加するマルシェなのかによって違い
があります。参加するマルシェの場合の準備は、
・マルシェ出店の申し込み
・前提事項の確認
・備品の準備
・当日のレイアウト決めておく
・宣伝
などがあります。
なお自分でマルシェを企画する場合は上の事項ほかに、事務局運営、
参加者募集、場合によっては規約を決めることも必要になってくると
思います。
マルシェ出店の申し込み
出店の申し込みは実績ががあるのとないので違いがあるかと
思います。実績があってそこそこマルシェを行っていれば
主催者側からお声掛けしていただけると思います。
街の規模にもよりますが自分の場合最初が一番大変した。
その後はすべてお誘いいただきました。
最初は何も実績がなかったので断られました。
理由はわかりませんがおそらく主催者側はわたくしがどんな
ものをどのように売るのかわからなかったのでマルシェの雰囲気
とわたくしが出店するお店がマッチしないとご判断されたように
思います。
ローカルは「実績」が大切。実績で信用を勝ち取る必要が
あると思います。
申し込み形式はまだまだFAXが多いと思います。
必要事項を記入してFAXするかまたはメールで送付というかたち
になると思います。
前提事項の確認

だいたい3つくらいかと思います。
・電気は使えるか?
・火は使えるか?
・試食はOKか?
火については施設によっては消火器が必要な場合もあります。
試食に関しては場合によっては保健所に確認してください、と
言われるケースもあります。
備品の準備
お店・レイアウトに関するもの
・テント
・電源ドラム
・電源テーブルタップ
・照明
・電球
・テーブル
・テーブルクロス
・ディスプレイ用ざる等
・ゴザ
・コンテナ
・ペインティングボード
販促
・値札
・POP
・POP立て
・ガスコンロ
・ガスボンベ
・フライパン
・小型テーブル
・紙皿
・爪楊枝
・まな板
・包丁
・試食入れ物(ジップロック、タッパー)
・調味料(塩、オリーブオイル)
衛生
・消毒エタノール
・ビニール手袋
・洗剤
・おしぼりウェッティー
・ダスター
・たわし
・霧吹き
文房具
・領収書
・ペン
・ポップ用ペン
・紙(ダンボール)
・計算機
・つり銭
・ガムテープ
・テープ
・はさみ
・カッター
・洗濯ばさみ
その他
・前掛け
・バンダナ
・ボートン袋
・買い物袋
・メモ用100均ボード
・説明用Ipad
・ゴミ袋
・雑巾
・ミニゴミバコ
・ミニほうき
・ランドリー袋
・ビニール紐
・金庫
・釣銭入れ

いろいろ書きましたが本当にすべて必要ではありません。
重宝するものとしてはビニール紐、ガムテープ、カッター、
霧吹きあたりです。当日の風の状況などで何かを固定させないと
いけないときはしっかりした紐が必要になります。
あと何気にモノを切れるカッターなどないとかなりイラっとします。
ほかには買い物袋が手が滑ってうまく開けられなかったり
しますので、そういったときは霧吹きの水があると便利です。
※もちろん手を濡らすことができればなんでもいいです。
宣伝
宣伝方法はチラシ、SNSになります。
自分で主催する場合はチラシを作ったほうがいいと思います。
記載する事項は

・場所
・日時
・地図
補足で雨天時の運用方法、売り切れの場合の対応、
釣銭を持ってきていただくことなどがあれば大丈夫だと思います。
宣伝を打つタイミングは開催1週間前、前日、当日になります。
あと重要なのがSNSを活用される場合、売り切れなどで早めに終了する
時は「売り切れになりました」と告知されるのがいいと思います。
その他
値決めはなるべく端数がでないようにしたほうがいいです。
接客でもたもたしているとお客さんに逃げられることがあります。
マルシェの最大の販促方法は「人だかり」ですので
絶えず人だかりを作れるようにすることが重要になります。

最後に
マルシェは結構大変です。事前準備、当日とくに開始までの
バタバタ感、終わった後の片づけなどほんとうに疲れます。
費用対効果で考えるとあまり得策ではないかもしれません。
ただ売上以外にとても大切なこともあります。
それはネットワーク作りです。
地域の事業者の方々は毎日忙しくされています。
マルシェは事業者の方とたくさん交流できます。
大体のマルシェは一日中絶えず接客をするほど忙しくは
ないので空いている時間にいろいろな方とお話しできるので
貴重な時間だと思います。
ボクはよほど売る商品がない時期以外はマルシェのお誘いを
受けたらすべて参加していました。
皆様もお誘いがあればぜひご参加されるといいと思います。